以前より当ブログでも注目し続けている、iri(イリ)。
国内外のフェスへの出演や、最近ではニューシングル「Only One」をリリースし、引き続き精力的な活動をしているが、今日はそんなiriの人気曲「ナイトグルーヴ」のコード進行をご紹介。
iriは弾き語りも魅力十分
iriの1stアルバム『Groove it』にも収録されている「ナイトグルーヴ」。
こちらはmabanuaアレンジとなっているのだが、iriのライブではギター1本の弾き語りで披露されることが定番化している。
ガットギターが独特の切なさを出し、ライブ会場が良い意味でクールダウンする素晴らしい曲である。
こうした弾き語りスタイルの楽曲はiriの中では珍しく、「ナイトグルーヴ」は割とコード進行も平易なため、カバーをしてみたいシンガーソングライターも多いのではないだろうか。
今回はコード進行を紐解いてみたので、ぜひカバーする際の参考にしてほしい。
なお、今回はこの動画でのiriの演奏を参考にした。
5つのコードだけ覚えればOK
基本的にはこれの繰り返しである。
途中にブリッジ部分があるが、そこも倍でサイズを取っているだけで、コード進行は一緒。
全てで5つしかコードは出てこない。
ちなみにこんな感じの響きになる。
どういうコード進行?
これは、もっとわかりやすく表現すると、
となり、それぞれ、
という機能を割り当てることができる。
これは、いわゆる逆循環と呼ばれるコード進行で基礎が作られていることがわかる。
なお、Ⅲm7はⅠ△7の代理コード(トニックの仲間)、そしてⅥ7はダイアトニックコードのⅥm7が、頭のB♭mに対するセカンダリードミナント化されたものだと解釈できる。
以上、今回はiriの「ナイトグルーヴ」のコード進行を紹介したが、非常にシンプルなコードのループであることが分かった。
しかし、そこにiriのリズムが乗ることで、あの唯一無二の歌となるわけで、カバーする際はそこが肝になることは間違いない。
※iri「会いたいわ」のコード進行解説はこちら!

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