【私的レビュー】Rimshot(Intro)/Erykah Badu <from『Live』(1996)>

『Live』/Erykah Badu

ネオソウル至上最高のアルバムか!?

どうも、Neo soul loveということで、ネオソウルを愛してやまないjapaneoです。
今日からしばらくは、未だにネオソウルというジャンルの中で断トツに好きなあるアルバムから、一曲ずつ私的レビューしていこうと思います。

そんなNeo soul(ネオソウル)というジャンルに足を深く突っ込むきっかけとなった最高のアルバムとは、

Erykah Badu/『Live』(1996)

です。
これ、ほんと意味分かんないくらい中毒性あって、聴く度にこれ以上のアルバムあんの?と思ってしまうくらい最高です。

私は最初にこのアルバムからNeo soulの世界に入ったため、
それはそれはあまりに衝撃的な体験でした。。

"グルーヴ"の教科書

まず基本的なパートは、ボーカル(Erykah Badu)、コーラス、エレピ、ベース、ドラムなんですが、
このシンプルな構成で異常なまでの"グルーヴ"をこれでもかと繰り出します。。
重いビートに、ハイが潰れたぶっといベースが音価を完璧にコントロールして絡みます。
そこにエレピの甘く妖艶なサウンドが煙のように全体を包み込み、そこにErykah Baduの声が乗るわけです。

このアルバム、ほんとまさにグルーヴの教科書だなと常々感じておりますが、
その辺も音楽的に?この後一曲ずつ書いていきますので、
どうぞお付き合いいただければと思います。

では、早速まず一曲目「Rimshot(Intro)」から参りましょう。

#1 Rimshot(Intro)

このアルバム最初の曲ですが、いきなりSo Whatのフレーズで曲が始まります。
曲名通りまさにリムショットの音が小気味良く響きますが、
その一方で、キック音とそこに呼応する太いベース音が重いビートを生み出します。

ドラムもベースもこんなにシンプルなフレーズなのに、
なぜこんなにも魅せられるのでしょうか、、、、
私はベースを弾きますので、どうしてもベースには耳がいきますが、
音価のコントロールがとにかく半端じゃない。
「伸ばす所は伸ばす、切る所は切る」、ほんとお手本です先生。
他にちょっと面白い所で言えば、
1分弱あたりに鳴る大グリッサンド…。なんですか、このセンス。
グリッサンドを意味も無く多用する人が多いですが、まさにこれですよ、
グリッサンドの最高の使い方は。。。曲中でこの一発だけですが、これがかっこいい。
同じ事は二度やらんのですねええ

こうした最高の土台の上で、
キーボードがこれまたシンプルにコードを出しますが、
この煙のようなキーボードとErykahらボーカルが怪しげな雰囲気を醸し出します。

シンプルにやってこんなにかっこいい。
余計なことは一切やらないんですね。本当に、言うは易し、行うは難しってやつです。。

あーかっこいい

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました