以前投稿した、iriの人気曲「ナイトグルーヴ」のコード進行記事が少々反響あったので、今回は同じくiriから「ナイトグルーヴ」と同じくらい弾き語りしやすい曲として人気な「会いたいわ」のコード進行を紐解いてみよう。
ぜひ歌ってみたなどにご活用くださいませ。
※「ナイトグルーヴ」はこちら

iri × mabanua
2017.11.22リリースの『life ep』にも収録されている「会いたいわ」であるが、実は「ナイトグルーヴ」と同様にmabanua氏のアレンジである。
近年では藤原さくらなどのプロデュースでも活躍されているが、アコースティックな味わいとエレクトロに洗練された要素をブレンドするアレンジが非常に素晴らしい。
こういったアレンジは、過度(悪い意味ではない)にアレンジメントされた楽曲とはまた違い、作曲者であるシンガーの意図というか原型が見えるので、ファンにとっても非常に嬉しいのではないだろうか。
さて、「会いたいわ」も「ナイトグルーブ」同様にコード進行は平易なため、サクッとご紹介する。
覚えるコードは4つだけ!
基本的にはこれの繰り返しである。
こんな感じの響きになる。
コードは同じでも、より弾き方やボイシングをiriに寄せると、こんな感じだろうか。
どういうコード進行?
コード進行が分かったところで、一歩話を進めてどういうコード進行なのか。
これは、キーがAメジャーなので、ディグリーネームで表すと、
という、ポップスではよくある王道なコード進行の一つ。
それぞれ、
となっており、4つのコードで起承転結がありつつ、最後のC#m7が最初のD△7に対し半音下から繋げる響きとなり、いつまでもこの4小節でループできる循環コードとなっている。
非常にシンプルかつ切なさもあり、繰り返し聴いても悪くないという、まさに便利な王道進行であった。
以上、今回はiriの「会いたいわ」のコード進行を紹介したが、
基本的なコード進行であるが故に、逆にiriの歌とmabanuaのアレンジの秀逸さが見える曲であるといえる。
※「ナイトグルーヴ」はこちら

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