ラップもバトルも存在しない。ローファイなヒップホップが最高すぎる(1/2)

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ヒップホップ、というと何をイメージするだろう。
いわゆるB系ファッションに身を包み、「チェケラッチョ」とか「Yo!」なんてやってる世界だと、未だに思っている人も多いのではないだろうか。

また、最近では「フリースタイルダンジョン」の影響もあり、ラップバトルのイメージも強いかもしれない。

しかし、「ロック」とか「ポップス」みたいなもので、ヒップホップもまた、一言で括れるほど単純でもなく、さらにカテゴライズできる広い言葉である。

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ユルさに中毒性がある新しいヒップホップ

その中の1つ、比較的新しいもので、
ローファイヒップホップ(lofi hiphop)とカテゴライズされるヒップホップがある。
その名の通り、ローファイな質感のヒップホップである。
それは前に出過ぎないローファイなサウンドそのもののことでもあり、全体的にメロウ、ノスタルジックな、耳あたりの良い丸い楽曲という意味でもローファイ要素がある。
どちらかというとトゲのあるイメージがあるヒップホップとは対照的だ。

また、このローファイヒップホップの別の大きな特徴として、
ラップはおろか、いわゆる歌モノがあまり存在しない。
歌どころか、メロディらしいメロディすらないインストルメンタルが多いのである。

従来、ヒップホップはサウンド面の特徴もさることながら、ラップで何かを主張する、
メッセージ性の強い音楽が多かった。
しかし、このローファイヒップホップは、その重要な部分が無いのだ。
そこがまた面白い。

上記のように、サウンド的にも耳あたりの良いローファイサウンドで、しかもインストが多いという理由で、BGMとしても最近は好まれるようだ。
このようなYouTubeチャンネルが最近非常に多く、作業用BGMと銘打ってプレイリスト化されているものもよく見かける。

ヒップホップと日本のアニメ

さて、ここで1つ気になるのは、このようなローファイヒップホップをYouTube上や、sound cloudで聞いて回ると、ジャケ写や曲中のサンプリング音自体に日本のアニメが使用されているケースが散見される。

ローファイヒップホップを聴き始めた頃は、「あれ、こんなトラック作る日本人がいるんだな」と思ってアーティストのSNS等を辿ると、実は外国人だったというケースによく遭遇した。

日本のアニメとローファイヒップホップにどのような関係性があるのか。

アニメに造詣の深くない素人の私としては、非常に新鮮であった。
そこで、ローファイヒップホップ記事第二弾として、次回はこの関係を中心に、
さらに掘り下げていく。