釣りを再開して分かった、本当に釣るための釣果情報収集の方法

釣り

10年で大きく変わった釣りネットワーク

十数年前まで海釣りを頻繁にしており、その後しばらくは釣りから離れていたが、ここ最近釣りを久しぶりに再開させた。
この間、どうやら釣りの世界もIT面で大きく様変わりしたようで、釣りにとって最重要な釣果情報収集の手段も同様であった。

今回は、実際に試行錯誤をした中で、「使える釣果情報」を得るためにはこれだ、と実体験を伴って感じたものをそれぞれ紹介していく。

①アングラーズ

現代の釣り人であれば使ってない人はほぼいないのではないか、という有名な釣り専用SNS。
この中で、「みんなの釣果」というコンテンツがあり、ここでは全国各地の釣り場からあらゆる釣り人による自身の釣果情報がリアルタイムにアップされる。
※SNSと謳っているが、閲覧であれば登録等の必要もないため気軽に利用できる。

自分がよく行く釣り場を保存することで、日々その釣り場での釣果情報を得ることができる。
もはやこれは釣り人必須の釣果情報サイト。
なお、同様のサイトは複数存在するが、アングラーズがメジャーなため、そのアップ数や盛り上がりをみてもこちらを使うのが効率良さそうに思えるし、他サイトでの釣果情報はアングラーズにも掲載されているケースが多い。

注意点としては、実際の釣り場名と若干異なるケースや、複数の釣り場をまとめた呼称になっていることもあるので、読解に多少工夫がいる場合があるということ。

アングラーズ[ANGLERS] - 釣果や口コミで探せる魚釣り情報サイト
釣れる魚やルアーがひと目で分かる!よく行く釣り人の釣り方や釣具をもとに釣行の戦略を考えよう。釣り場の天気や水位、タイドグラフも要チェック。

②YouTube

YouTubeは釣りの世界でも近年大きな盛り上がりを見せ、「釣りYouTuber」といったジャンルも確立されており、有名無名な釣り人がそれぞれ釣りをする動画を日々アップしている。

よって、具体的に釣り場名や地域名で検索すれば、そこでの釣り動画がヒットすることが多い。
もちろん動画編集のタイムラグもあり、リアルタイム性は薄れるが、何よりその釣り場の状況や釣り方などが動画で確認できるのは非常に大きいメリット。

実際に私がよく行く釣り場でも、「あの奥にこんな場所があってそこでは今の時期釣れてるんだ」といった発見もあり、文字や静止画からは得られない情報量には日々助けられている。

注意点としては、釣り場名で検索してヒットするのは氷山の一角であるということ。
これは、

「釣り場名を出す=人が多く集まって場が荒れる=投稿者が炎上する」

といった傾向がとても強くあり、基本的に釣り場名は出さないか、地域名止まりでぼかすか、といったケースが多く、検索しても拾えない動画が多いのである。
ここで工夫したいのは、

  • その投稿者が普段どのあたりの地域でよく釣行しているのか確認する
  • 動画内の風景から推定する
  • 動画のコメント欄などもチェックする(時折ヒントがちらばっている)

といったことである。
このあたりを意識すると、割と自身に有益な釣果動画を見つけることができるようになる。

③Twitter

釣果情報はリアルタイム性が非常に重要になるわけだが、そういった意味でもぜひTwitterの利用をおすすめしたい。

これまでもそして今もなおだが、釣果情報はその釣り場の釣り人に聞くのが一番良いことは確かである。Twitterはまさにそれをオンライン上で再現できる点が優れている。

前述のYouTubeと同様、こちらでも具体的な釣り場名を検索して出てくる情報は一部である。
だが例えば、ユーザー検索で「荒川 シーバス」などと検索すると、普段荒川でシーバス釣りをしている人を複数見つけることができる。
こうした人たちのツイートを眺めたり、フォローして積極的に交流していると、「荒川」のうちのどの辺りで釣りをしているかがかなり分かるようになってくる。
それは釣果写真であったり、リプライの内容であったり、またフォローフォロワーの関係になれば普段の交流の中で、DMなどで具体的なポイントや釣り方、使用ルアーなど教えてもらえることも多い。

これはまさに釣り場で会った釣り人と話をして、現場でしか知り得ない生の情報を得ることと何ら変わらない。
個人的にはTwitterも釣果情報を集める上で必須ツールといって良い。

④個人ブログ( 大 本 命 )

これまでに挙げたもので、かなりの情報を得ることはできる。
しかし、これだけだと個人的には「マイナーなポイントでの釣果情報」が不足しがちだと感じることが多い。

実際に釣りに行った際だったり、釣り関係なく街に出かけた際、またはグーグルマップを見ていた際、偶然見つけて気になったポイントってあると思う。
こういったポイントは、上記の情報元にも載らず、そもそも探し方自体が難しい(まずポイント名がわからない)。

こうした超マイナースポットも含め、釣果情報を得ることができると感じるのは個人ブログである。
アメブロ、ライブドア、など様々なブログサービスが存在するが、中でもマイナーなサービスがおすすめである。
これはなぜだか理由は分からないのだが、あまり聞かないような無料ブログサービスを使っている釣り人のブログには超マイナースポットを含む釣果情報がのっているケースが本当に多い。
(実はその理由はいくつか推測で感じていることはあるがテーマとはズレるので割愛)

ではどう探すか。
まずは「にほんブログ村」で探すのがおすすめ。
こちらは、個人のブログサービスが登録されているポータルサイトなのだが、ここで「荒川 シーバス」などとブログ検索すれば、個人のマイナーなブログが複数ヒットするはず。
直接マイナーなポイント名を検索しても良いし、まずは地域の釣り人を見つけて、その人のブログ記事を漁ってみるのも良い。

そして一つ当たりなブログを見つけることができた場合、そのコメント欄に登場する読者などのブログもぜひチェックしたい。
おそらく同じ地域で交流のある釣り人なので、同様の釣果情報を得るチャンスである。

「神は細部に宿る」とは違うが、こちらの方法はマジでおすすめです。
(こんなことやってる人他にいるのか分からないけど)

⑤他の釣り人や釣具店の店員

昔から今もやはりこの釣果情報は外せない。
Twitterの項目でも少し書いたが、実際に釣り場へ行き、そこでやってる釣り人に話しかけて情報を聞くのは今も必須。

今更語るような方法ではないが、やはり自分はこれで助けられた部分やヒントもらえた部分が多い。
(様々な理由でコミュニケーションしたくない人はもちろん無理に試す必要はないけどね)

まとめ

実際に今釣りをしていて感じるが、釣果情報を本気で集めようと思ったら、オンライン/オフライン両方での収集が必須。
紹介した以下を平行して、さらに言えば自分の釣果情報もアウトプットできれば釣り人にとって良い循環になるなと思う。

  • アングラーズ
  • YouTube
  • Twitter
  • 個人ブログ
  • 他の釣り人や釣具店の店員

コメント

タイトルとURLをコピーしました