音楽を聴かないミュージシャン!?

突然ですが、皆さん、音楽を聴いていますでしょうか?

今更何を言っているんだこいつはと思われるかと思いますが、
しばしお付き合いください。

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普段、いつ音楽を聴きます?

だいたいの方は、通勤や通学の際に音楽を聴く方が多いのかなと思います。
あとは例えば帰宅後家で何かをしている最中に音楽をかけるとか、そういうパターンもありますよね。
音楽を演奏される方もそうでない方も関係なく、こんなスタイルが多いと思うんですが、
しかしこれって本当に音楽を”聴けている”のだろうかと。

つまり

“ながら聴き”と集中して聴くことは違う

のではないでしょうか。
例えば、通勤中通学中に聴く際も、同時にスマホいじっていたり、”何か別の行動をしながら”聴くことが多く、意外と”音楽を聴くだけ”の時間をとる人って少ないのかなと思うんですよ。

もしミュージシャンなのに、腰を据えて音楽を聴くだけの時間を普段取っていないのであれば、それは非常にもったいないし、やばいと思います。

「お前音楽聴いてないじゃんそれ」

かくいう私も、大学生初期の頃に実体験があるのです。
その頃の音楽サークル仲間であり、一緒のマンションに住んでいた友人と音楽の話をしている際に、普段の練習内容の話になり、
彼は最近音楽をまるまるアルバム一枚を通しで聴く時間が取れなくて困っていると。
そこで、「え、通学時に聴けば往復で120分弱だから全然いけるじゃん」と当然のように答える私に、

「お前音楽聴いていないじゃんそれ」

と即座に言われたことを今でも思い出します。

私はその時にハッとしましたが、なぜそんなことにも気づいていなかったんでしょうねー。
つまり彼曰く、腰を据えて音楽を聴くことで全ての楽器や、アルバム1枚を通してのコンセプトなどに意識を集中できるわけで、それは通学の際にながらで聴いたり、電車内の騒音で満足に聴けなかったりという、そんな環境での聴き方ではほぼ何も聴けていないようなもんだと。

彼は飛び抜けて音楽への情熱があった奴で、他にも色々と彼から学んだことが多くあるのですが、これはなるほどと思いましたね。というか自分が未熟すぎ

もちろん、極論言ってしまえば意識の在り方が最重要なので、何かをしながら音楽を聴くとか、通学の際に音楽を聴くとか、それはそれで全然OKだと思いますし、勉強になる部分も当然にあると思います。
ただし、それとは別に、しっかりと全意識を集中して音楽の細部に耳を澄ませる時間は取るべきだなと思います。
やはり、聞こえてくる音の情報量が全然違いますし、何しろそういった環境作りが、
「よし、今日はこのストリングスに焦点をあてて聴いてやるぞ」という積極的な意識を芽生えさせますよね。

一方で・・・

でもね、分かるんですよ、みんな日々忙しいってことを。。

確かに仕事から帰ってきて、夕飯、風呂、を終えたら寝るまでに使える時間は1時間半だと。
その中で、楽器の練習、作曲、なんてやること尽くしの中、それを差し置いて音楽を聴くだけの時間を1時間も取るなんて選択肢が、、、、通勤時間に聴けばまあいいでしょ、、ってなりますよ。

しかしよく考えてみてください。
下手したらそのリスニング1時間は、楽器を手にとって耳コピする練習より、よほどその音楽を根本的に理解できる1時間になるかもしれません。
DTMにて曲を作る以前に、その曲をさらに良いものにするヒントに気づく1時間になるかもしれません。

「音楽を聴く」シンプルに言えばこれが結局全ての音楽に対する練習の親玉的項目ですから、本来的にはこれほど効率の良い練習も無いのかもしれませんね。

「毎日1枚アルバムを!」のハードルが高ければ、毎日1曲でいいから超集中して聴くとか、
もう少し頑張れるなら1曲でいいから1回目は上モノ、2回目はリズム隊に耳を当てて聴いてみるとか、そのくらいでも十分、時間以上のものを得られる練習になりそうですよね。

ミュージシャンが実は一番音楽を聴けていない、なんて滑稽なことにならないように、
本当にあなたは音楽を聴けているのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

「お前音楽聴いていないじゃんそれ」

私の友人にあなたも言われてしまうかもしれませんがどうですか?

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